幼児通信教育・家庭学習教材を選ぶのに最も大切なことは自分の子供にあった教材を選ぶことです。
学習する目的によってレベル(難易度)が異なり、それと同時に料金も変わってきます。
我が家は複数の通信教育教材を年少からスタートし年長の最後まで学習したので、その経験を活かしてブログ「おにぎりフェイス」にまとめています。
①月刊ポピー、②Z会、③スマイルゼミ、④天神、⑤ワンダーボックス、⑥すてっぷ、⑦モコモコゼミ、⑧いちぶんのいち、⑨学研通信講座、⑩公文の各社を比較。
各学年(年少・年中・年長)で学習する内容や月額料金、媒体(紙・タブレット)、レベル(難易度)、添削の有無などをまとめました。資料請求すると無料教材の見本がもらえます。
そしてこの記事の後半には以下の記事も追加しています。
- 通信教育を学習することで得られる効果6つ
- 通信教育を選ぶ前に大切なこと
- 幼児教材の選び方
教材選びの参考にして下さい。
1.家庭学習教材 幼児ポピー「ポピっこ」
月刊ポピーの幼児向け家庭学習教材、幼児ポピー「ポピっこ」。発行・編集は市販の参考書やドリルをつくっている新学社が担当。
幼児ポピーの対象年齢は2~6歳の幼児(未就学児童)、大きく4学年に分かれています。
テーマ | 親子の触れ合いを通じ、生活から色々なことを学ぶきっかけ作り |
媒体 | 紙(冊子体) |
レベル(難易度) | 基礎〜標準 |
年齢別(学年別)教材コース |
※赤字は2023年4月号より追加。詳しくは下記しています。 |
会員向けサポート | アプリ・運動動画・お話の音声のデジタル教材付き(年少・年中・年長) |
月額料金(会費) |
※2023年の料金(税込) |
受賞歴 |
2022年は最優秀賞を受賞!その他、部門賞も2つ受賞 |
無料お試し教材 | あり |
添削指導の有無 | なし |
キャンペーン | 4月号1ヶ月入会キャンペーン実施中[2023年3月31日(金)まで] 4月号入会特典:わくわくポピっこワールドプレゼント中[2023年6月15日(木)まで] |
監修・指導は脳科学・健康科学分野の篠原菊紀先生が担当、運動遊び監修は幼児運動学40年の柳澤秋孝先生が担当しています。
各年齢(学年)に内容が異なります。
- イヤイヤ期(2歳〜ももちゃん):「心・頭・体」を育てる
- 年少(3歳〜・きいどり):「文字・数・言葉」に親しむ。好奇心を刺激
- 年中(4歳〜・あかどり):入学準備に向けて学習・生活の基礎力をつける
- 年長(5歳〜・あおどり):小学校入学に必要な準備
幼児ポピーのレベル(難易度)は基礎づくりが中心。最終的に小学校の授業についていけるための先取り学習になっています。
年少は季節の行事や道具の使い方、ひらがな50音、数字や形をシールを貼ったりして毎月少しずつ学習。
年中・年長になると教材が「わぁくん」と「ドリるん」の2冊になり、少しずつ勉強色が強くなっていきます。
「はなまるシール」を集めるとメダルなどが貰えるので、子供が通信教育を続けていくモチベーションにもなっています。
2023年4月号から紙教材以外にアプリやデジタル教材も大幅に追加
これまで幼児ポピーと言えば紙の教材でしたが、アプリやデジタル教材も強化されています。
年中(あかどり)と年長(あおどり)には2022年からデジタル教材英語とプログラミングが追加されていましたが、さらに2023年4月からは全学年で以下のアプリやデジタル配信などが追加されます。
「文字・言葉」のひらがな練習、「数」の時計の練習、「知恵」の並んでいる順番の法則など、幅広いアプリがタブレットやスマホで学習できます。
ひらがなを中々覚えられない子供にはこのアプリは直感的でおすすめ。
あおどり | あかどり | きいどり | ももちゃん | |
---|---|---|---|---|
学習アプリ | ○毎月 | ○毎月 | ○隔月 | ○隔月 |
Webクイズ | ○年6回 | ○年6回 | - | - |
ダウンロードプリント | ○毎月 | ○毎月 | ○毎月 | ○毎月 |
運動あそび動画 | ○毎月 | ○毎月 | ○年4回 | ○年3回 |
お話読み聞かせ | ○毎月 | ○毎月 | ○毎月 | - |
英語アニメーション | ○毎月 | ○毎月 | - | - |
ダンス動画 | - | - | ○隔月 | ○隔月 |
大判シート教材 | - | - | - | ○隔月 |
添削指導は無く、親子で楽しみながら読み進んでいく形。月あたり1,425円なので気軽に始められ、そして継続できるので気にいっています。
(1年分を一括払いすると5%オフ、半年払いすると2.5%オフの割引料金になります。)
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4月号入会特典:わくわくポピっこワールドプレゼント中[2023年6月15日(木)まで]
幼児教材の中から「幼児ポピー」をおすすめする理由
幼児教材の中から幼児ポピー「ポピっこ」をおすすめする理由は、子供(娘)が2年半学習してきたからです。
入会のきっかけは、小学校1年生の勉強遅れの対策のためにはじめました。
きいどり(年少)の中旬ごろに無料サンプルを取り寄せ、3ヶ月間お試し学習した結果、子供にあっていたので入会。
その後あかどり(年中)、あおどり(年長)と最後まで継続。年長(あおどり)になると、ひらがなの読み書きや文章に興味が出てきています。
幼児ポピーは小学校に入学してから授業についていけるように作られています。
もしそれ以上のハイレベル、例えば小学校受験などを望まれるのであれば「Z会・幼児コース」の方がおすすめです(Z会については下の2位を参照)。
しかしウチの場合は小学校受験は考えていなかったので、子供が楽しんで学習できることと、月額料金が安くて経済的に続けられることを考慮して入会を決めています。
その結果、途中で退会することもなく最後まで続けられました。
※「知育おもちゃ」が付いていないので、その分料金が安くなっています。
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関連:幼児ポピー「ポピっこ」の口コミ・評判からわかるメリット6つ・デメリット4つ
2.通信教育 Z-KAI(Z会)幼児コース
通信教育「Z-KAI(Z会)」にも幼児コースがあります。幼稚園の年少組から年長組まで。
レベル(難易度) | 基礎~ハイレベル(お受験) |
媒体 | 紙(冊子体) |
年齢別(学年別)教材コース |
|
会員向けサポート |
|
月額料金(会費) |
※2023年の料金 入会キャンペーン:学年ごとに入会特典があります |
受賞 |
2022年は部門賞を2つ受賞 |
無料お試し教材 | あり |
添削指導の有無 | あり |
キャンペーン | 資料請求すると「かずあそびカード」「ことばあそびすごろく」「からだあそびルーレット」プレゼント中[2023年2月21日(火)まで] 学年ごとに入会特典あり |
Z会の教材には大きく分けると2種類あります。親子で学習する「ぺあぜっと」と子供が1人で取り組む「かんがえるちからワーク」です。
リニューアル
- 「かんがえるちからワーク(年中・年長)」思考力を上げる問題を追加
- 英語はデジタル教材として「きいてわくわくえいごパーク(年中・年長)」スタート。スマホ・タブレットを使用
- デジタル教材「かんがえるちからワーク デジタルプラス」が追加
Z会幼児コースのメインテーマでもある「考える力」をさらに多角的に養える教材になっています。
話を聞いて答える問題や動画を見て推理する問題など判断力を養う学習など。年4〜5回配信されます。
Z会は主に紙の教材なので、少し料金が高く感じるかもしれませんが、それだけ実績があります。
未就学児童コースは小学校の入学に向けてのプランがしっかりしており、幼児ポピーよりハイレベルになっています。
どの点がハイレベルかと言うと、文字や言葉、形、数字など覚えていく教材はたくさんありますが、Z会幼児コースは考える力を養う内容が多いので、幼稚園受験や小学校受験を考えている方にもおすすめです。
どの点がハイレベルかと言うと、未就学児童にしては経験・体験する内容が多いのと、文章題が多く出てくるのが挙げられます。
- 経験・体験内容が多い点:地頭づくり
- 文章題が多い点:思考力形成・論理的思考
1.経験・体験が多い点:地頭づくり
幼児期に「たくさんのなぜ?」を体験し、その経験を小学生などの次のステップで生かせられるような仕組みになっています。
自分で「この答えはどうなるのだろう?」という考え(仮説)を出してから、答えに進みます。
子供が自分で考えて答えを導き出す問題が多いので、親への負担が少しありますが、一緒に進める楽しさがあります。
2.文章題が多い点:思考力養成・論理的思考
算数の引き算の場合、幼児ポピーのような基礎レベルの教材だと、絵が多く子供に親しみやすいページになっていますが、Z会幼児コースは文章題を早くも取り入れられ、キャラクターも少ないのが特徴。
問題自体は幼児レベルなので、親から見ると簡単ですが、先に文章量に慣れ親しんでおくことで、読解力をつける練習を幼児期から取り組めます。
国語でも同様に文章題が出てきます。各ページ文章が多くシンプルな構成なので、子供は嫌がる可能性もありますが、この経験が小学生以降に役立ちます。
以上の思考力形成・地頭づくり・論理的思考こそが、社会で役立つ経験や知識に繋がると思います。
Z会幼児コースの会費(料金)は年少・年中・年長で料金が異なり、受講費は1ヶ月払いと12か月一括払い、6ヶ月一括払いの3種類。
12か月一括払いは15%割引、6ヶ月一括払いは5%割引とお得になっています。
ザックリ見ると上の表の会費になります。詳細はサイト内になる会費シミュレーションでチェックするとわかりやすいと思います。
無料お試し教材で内容を確認してみてください。
↓サイトはこちらから↓
資料請求すると今だけ「かずあそびカード」「ことばあそびすごろく」「からだあそびルーレット」プレゼント中[2023年2月21日(火)まで]
【関連】家庭学習教材・Z会幼児コースの無料サンプルを取り寄せてみたよ
3.通信教育「スマイルゼミ」幼児コース
ジャストシステムの通信教育「スマイルゼミ」はこれまで小学生以上が対象でしたが、幼児コースもスタートしました。
レベル(難易度) | 基礎~標準 |
対象者 | 幼児・小学生・中学生 |
媒体 | 専用タブレットを使った学習 |
年齢別(学年別)教材コース |
|
教材内容 | ひらがな、カタカナ、ことば、数、形、時計、英語、知恵、生活、自然(10分野) |
月額料金(会費) |
※2023年度の料金 |
受賞歴 |
2022年は「通信教育・幼児の部」を1部門受賞、「子供英語教材・幼児の部」を最優秀賞受賞、部門賞も2部門受賞 |
資料請求 | あり |
添削指導の有無 | なし |
キャンペーン | 資料請求で「はじめての通信教育おたすけBOOK」プレゼント中 さらに「測れる!ポケモン下敷き」プレゼント中[2023年2月17日(金)] |
小・中学生コースでたくさんの受賞歴がある「スマイルゼミ」の幼児コースは年中・年長に対応しています。
スマイルゼミ幼児コースの難易度は基礎〜標準レベルで、国語や算数、英語の土台づくり、小学生への先取り学習が中心なっています。
英単語を中心とした簡単な英語学習も標準で入っています。内容が簡単すぎると感じたら、別途オプションとして「英語プレミアム」を追加することもできます。
その他、鉛筆の練習(運筆・塗り絵)、日常生活、季節の行事なども含まれていることから、勉強以外の部分を知ることができるのもこの教材の特徴。
「今日学習する内容」をピックアップしてくれるので、10分野を楽しみながら身につく内容になっています。
タブレットの音声に沿って子供が一人で学習できるので、親への負担が少ない
ほとんどの通信教育は紙の教材(冊子体)ですが、「スマイルゼミ」はタブレットによる学習になります。
専用ペンを使ったタブレット学習になるので、年少コースはありません。(年中に近づく年度末になると、入会ができるようになります)
他社のような紙教材(冊子体)の場合、親が説明することが多くなり、つきっ切りになりがちですが、「スマイルゼミ」はその必要がありません。
子供はタブレットの音声の説明通りに進むだけでOK。音声が丁寧に説明をしてくれるので問題の説明やサポートをする必要がほとんどありません。親への負担が少ないのが最大の特徴です。
これは実際に使ってみてわかったことです。ほとんどの学習を子供だけで進行できることに驚きました。
タブレットを使いすぎないように時間設定ができる
気になるのはタブレットの使いすぎについてです。これについては「学習時間」の指定ができます。
※子供の学習内容を確認できる保護者専用のアプリから学習時間の設定ができる
15分学習すると、最後の画面「学習のまとめ」に移動するので、タブレットの使いすぎで目が悪くなることへの対策がされています。
値段が高いか安いかは考え方による
スマイルゼミは幼児教材の中では比較的値段が高くなっています。
これを額面通り高いととるか、親への負担が少ないので安いととるか、この辺りは各家庭の考え方が異なるので判断が別れます。
我が家の感想はと言うと、親がずっと子供に付きっきりの大変さは身にしみて感じているので、スマイルゼミのように一時的な時間ではありますが、親の時間が作れるので負担が軽減され助かっています。
子供が一人でいる時間をテレビで見せるのではなく、幼児教材をさせることで知育学習や小学校への先取りに繋がるので、親としては良い取り組みだと感じています。
無学年学習[コアトレ]スタート!得意分野は先取り、苦手分野はゆっくりと学び直しができる
2022年度よりスマイルゼミは無学年学習「コアトレ」がスタートしました。
「コアトレ」とは、得意分野は先取りし、苦手分野はゆっくりと学び直しができます。つまり、子供それぞれのペースにあわせて学習できるのです。
幼児(未就学児童)でありながら、小学1年生〜中学3年生まで学習できるので、例えば幼児期に算数の掛け算(九九)を先取り学習することも可能。
また国語では漢字や漢検だけをどんどん進めたり、文章題の読解力アップだけを進めたりすることもできるようになっています。
スマイルゼミ幼児コースのおすすめポイント6つ
興味がある方は資料請求でより詳しい内容を確認してみてください。
公式サイトはこちらから↓
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さらに「測れる!ポケモン下敷き」プレゼント中[2023年2月17日(金)]
関連:スマイルゼミ幼児コースの口コミからわかるメリット8つ・デメリット4つ
4.家庭学習教材・知育教材「天神」幼児版
家庭学習教材・知育教材「天神」はモンテッソーリ教育を取り入れた幼児コースです。パソコン版に加え、タブレット版も追加されました。
レベル(難易度) | 基礎~ハイレベル(お受験) |
媒体 | タブレット版・パソコン版 |
年齢別(学年別)教材コース |
|
料金(会費) |
※2023年の料金 |
無料お試し教材 | あり。「資料請求」後にお試し版を申し込む |
添削指導の有無 | なし |
キャンペーン | なし |
幼児タブレット版は直接タブレット状に文字や形などをなぞれるようになりました。
※パソコン版の場合は、直接なぞれないのでプリンターで印刷する必要があります。
タブレット込みで問題全てを買い切る通信教材、3人までは追加料金は発生しない
「天神」幼児版は、他社が月額料金に対し、タブレット込みで問題全てを買い切るタイプです。
タブレット版・パソコン版はインターネットの必要はなくオフラインで学習できます。
(読み聞かせ絵本や歌など毎月追加されるマンスリーコンテンツだけは、インターネット経由でダウンロードします)。
一度買ってしまうと、兄弟や姉妹がいても3人までは追加料金は発生しません。
対象年齢は0歳〜6歳。子供の脳の発達に最も重要となる0歳・1歳・2歳の教材も含まれている
対象年齢が0歳〜6歳まで、年齢に関係なくその時の子供の発達や学力によって好きなペースで進められます。
ユニセフ「世界子供白書2001」には以下の文章があります。
子どもの脳の発達が3歳になるまでにほぼ完了する。(中略)
わずか36ヶ月の間に考え、話し、学び、判断する能力を伸ばし、成人として価値観や社会的な行動の基礎が築かれる。
出生から3歳になるまでの期間を無駄にすべきではない。
以上の白書に基づいて、脳の発達に特に重要とされる0歳・1歳・2歳から早期学習できるのが天神幼児タブレット版です。
他社の通信教育と言えばひらがなや数を覚え始める3歳前後からスタートすることが多いのですが、0歳から始められるのが大きな特徴。
0歳から2歳は親のリードでインプットする教材が中心になります。
2歳からは親子でアウトプット、4歳からは子供自らがアウトプットできるようになっています。
IQ・記憶力、思考力を上げるための問題が多いのも特徴
他社の教材とは大きく異なり、IQ・記憶力、思考力を上げるための問題が多いのが特徴。
例えばフラッシュカード、マークの位置を覚える、6つの順番を覚えるなど。
幼児向けでありながら、絵を通して何等分するか、折りたたんでいる紙を開くとどのような形になるか、反対の意味などイマジネーションを発達させる問題もたくさん出てきます。
小学校お受験対策の問題がある幼児通信教育は天神だけ
後半になると小学校のお受験対策問題がたくさん用意されているので、一歩進んだ学力や記憶力を身に着けたい子供にもおすすめ。
※小学校入試対策問題は42単元・3800問
小学校お受験対策に特化した通信教材は今のところ天神だけだそうです(セミナーで直接確認しました)。
資料請求するとタブレットを無料体験できるプリントが同封されているので、興味がある方は一度体験してみることをおすすめします。
公式サイトはこちら↓
関連:「天神」幼児タブレット版 資料請求の内容と料金について
関連:「天神」幼児タブレットを無料体験!申し込み方法、レンタル期間、開封について
関連:天神幼児タブレットコースの口コミからわかるメリット6つ・デメリット3つ
5.通信教育「ワンダーボックス」
テーマ |
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媒体 | キット(アナログ・郵送)+アプリ(デジタル・タブレット) |
レベル(難易度) | 思考と行動が同じ、直感思考、何にでも興味を持てる、STEAM教育 |
年齢別(学年別)教材コース |
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月額料金(会費) |
※2023年の料金 |
受賞歴 |
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無料お試し教材 | 「お試しアプリ」あり |
添削指導の有無 | なし |
キャンペーン | 今入会すると「ミラー実験トイ教材」プレゼント中[2023年2月28日(火)まで] |
対象年齢は4歳(年中)から、STEAM教育を採用
年齢4歳(年中)〜10歳(小学4年生)を対象とした通信教育が「ワンダーボックス」です。STEAM教育を採用。
※STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・物づくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を合わせた教育概念のこと
幼児向けだと4歳(年中)〜5歳(年長)のコースがありますが、もしそれ以上の小学生以上のレベルを希望されるのであれば、途中から変更も可能になっています。
プログラミング、パズル、迷路などの問題を頭で考えて、空想し、解いていく問題が中心
他の通信教育とは異なり、ひらがな、カタカナ、数の計算などの問題は出てきません。
ワンダーボックスはパズル、迷路、プログラミングなどの問題を頭で考えて、空想し、解いていく問題が中心。
幼児期は何でもチャレンジできる年代なので、ワンダーボックスでたくさんのことに挑戦し、興味の幅を広げていきましょう。
教材はアプリ(デジタル)とキット(アナログ・紙)の2種類、並行して学習できる
教材はアプリ(デジタル)とキット(アナログ)の2種類あり、どちらも並行して学習できます。
アプリは毎日30分だけ学習し、キットは週末に取り組むという流れが良いかと思います。
※アプリは30分で終了させたり、10分に1分休憩する(目を休める)ことも可能
「アプリ」は申込後すぐに取り組めます。「キット」は月初めに郵送され、その中には3種類ほど幼児向けの迷路や工作が入っています。
理系の考え方、創造力を養いたい方、柔らか頭を伸ばしたい方におすすめ
STEAM教育なので、理系の考え方を養いたい方、創造力を養いたい方、柔らか頭を伸ばしたい方におすすめの教材です。
公式サイトはこちら↓
キャンペーン:今入会すると「ミラー実験トイ教材」プレゼント中[2023年2月28日(火)まで]
関連:ワンダーボックスの口コミ・評判から見たメリット5つとデメリット5つ
6.通信教育教材「すてっぷ」がんばる舎
幼児用通信教材問題集「すてっぷ」。幼児から小学校、中学校まである通信教育・家庭学習用の問題集を制作している会社です。
テーマ | 1日1枚20分のシンプル勉強法 |
媒体 | 紙(冊子体) |
レベル(難易度) | 基礎~標準 |
年齢別(学年別)教材コース |
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料金(会費) |
※2022年度の料金 |
無料お試し教材 | なし(各コースに少しだけ見本あり・初月無料) |
添削指導の有無 | なし |
キャンペーン | 初回0円キャンペーン[2023年2月21日(月)12:00まで] |
すてっぷは1から6まであります。幼児コースは「すてっぷ1~6」。
コースが細かくあるので、子供のレベルにあった学習ができるようになっています。
コースの変更は簡単。教材にある「ことば(言葉)」と「数・量」の内容理解から判断して、コースの選択を決めましょう。
レベル(難易度)は基礎〜標準が中心。すてっぷ6は小学1年生1学期の問題が含まれています。
サイト内に無料教材サンプルを拡大表示できるので、だいたいの内容についてはそこで確認できます。
表紙以外はカラーなし。白黒の教材です。イラストや付録が無い分、一か月950円と安いのが特徴。
2022年度よりリニューアル&値上げし、幼児ポピー(月額980円〜)と料金がほぼ同じになりました。教材1冊分の量を含めて考えると、やはり幼児ポピーの方がコスパが良いのかなと思います。
「すてっぷ」は1日20分のシンプル勉強法があります。継続が習慣化されれば力になりそうです。
詳しくは下の記事をあわせて読んでみて下さい▼
関連:がんばる舎「すてっぷ(幼児)」のお試し教材をしてみた感想・口コミ
サイト:幼児教材「がんばる舎 すてっぷ」
7.幼児通信教育「モコモコゼミ」
テーマ | 楽しみながら知能を育む |
媒体 | 紙(冊子体) |
レベル(難易度) | 基礎~ハイレベル |
年齢別(学年別)教材コース |
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料金(会費) |
※2022年度の料金 |
無料お試し教材 | なし |
添削指導の有無 | なし |
キャンペーン | なし |
幼小一貫教育でお馴染み「こぐま会」による「モコモコゼミ」。
以前は「ハローキティゼミ/のりものゼミ」という名称でしたが、2020年度より「モコモコゼミ」に変更されました。
教材内容や価格などの変更はないので、メインキャラクターだけが変更されたことになります。
学習コースが5学年あり、プチコース(1歳〜2歳)とプレコース(2歳〜3歳)もある
プチコース(1歳〜2歳)、プレコース(2歳〜3歳)、年少・年中・年長の5学年あります。
それにオプションとして「算数強化トレーニング」を選べます。
レベル(難易度)は基礎からハイレベルまで、添削指導はありません。子供の個人情報が外部に漏れないという点が大きな特徴です。
ハイレベルの問題は人気進学塾「サピックス(SAPIX)」が教材を作成
ハイレベルな部分は中学受験で人気の進学塾「サピックス(SAPIX)」と提携していることから小学校受験にも対応しました。
プレコース以上の料金は2,662円(税込)。
2021年より幼児オンライン教室「モコモコちゃんねる」がスタート(別途料金要)。プレコースから年長コースの教材内容に連動したオンライン動画になっています。
教材とあわせて動画、算数強化トレーニングも学習すると2,662円+1,628円+1,078円=合計5,368円(税込)もかかるので結構割高。
絵を使った掛け算や割り算などハイレベルな問題までありますが、毎月届く教材の量が少ないという声もあります。
興味がある方は下の関連記事を読んでみて下さい↓
関連:幼児通信教育「モコモコゼミ」の教材を学習してみた感想・口コミ
サイト:幼児通信教育「モコモコゼミ」
8.家庭学習教材「いちぶんのいち」幼児版
プリント学習社の家庭学習教材「いちぶんのいち」幼児版。小学生版、中学生版もあります。
テーマ | 1日1枚20分でできる問題 |
媒体 | 紙・プリント(冊子体) |
レベル(難易度) | 基礎(レベル3の後半だけハイレベル) |
年齢別(学年別)教材コース |
|
料金(会費) |
※2022年度の料金 |
無料お試し教材 | なし |
添削指導の有無 | なし |
キャンペーン | なし |
「いちぶんのいち」幼児版は基礎レベルの教材です。毎月届く通信教育。
レベルは1から3まであります。年少・年中・年長というわけではなく、子供の学習レベルややる気で選べます。
レベル1は読みだけなので、書き取りも学習したい子供にはレベル2以上を選びましょう。
ひらがなの読み書き、数字の読み書きが中心になりますが、レベル3後半で2桁の足し算や漢字の問題が含まれているので一部だけがハイレベル。
それ以外は基礎レベルです。
シンプルで無駄の無い構成なので、月額料金が安くなっていますが、逆にシンプルすぎて子供が興味を持たないという声もあります。
初めての幼児教材としても使えますし、子供がもう少しひらがなや数字を書きたがっている場合の副教材としても使えます。
詳しくは下の記事をあわせて読んでみて下さい▼
関連:いちぶんのいち幼児版の口コミからわかるメリット・デメリット
9.学研通信講座 幼児コース
テーマ | 教室に通えない方のために通信学習で取り組む |
媒体 | プリント紙(冊子体)・英語は紙の教材とデジタル教材があり |
レベル(難易度) | 基礎・標準〜ハイレベルまでの無学年方式 |
年齢別(学年別)教材コース |
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料金(会費) |
※2022年度の料金 |
添削指導の有無 | あり |
キャンペーン | なし |
学研教室には近くに教室が無く通えない方のために、通信教育があります。基本は小学生以上ですが、幼児コースもあり。
国語と算数は対象年齢はなく、習熟度にあった教材になるので、年齢は特に決まっていません。
添削で100点を取らないと、何度もお直しが続きます。
英語だけは年長からスタート。英語は音声を聞き取る必要があるので、紙(プリント)教材以外にデジタル教材もあります。
学習内容ですが、国語は文字からスタートし、イラストを使って文字やひらがなを覚えてきます。名詞以外に動詞の読み書きも学習します。
算数は小さな数を比べたり、合わせる練習により、足し算・引き算に繋げていきます。
もうひとつ知恵のプリントがあり、算数分野の図形、国語分野の運筆、そして考える力を養う問題があります。
記憶力や推理力の問題もあるので、能力開発にもなります。
月額料金は学研教室と同じではありませんが、それに近い値段になるので高いです。2教科で7,150円、3教科で11,550円(税込)と幼児にしては割高。
値段や学習の流れを見ると「9.公文の通信教育幼児コース」と似ているところがありますが、学研通信講座は習熟度による無学年方式を採用しているので、難易度の高い問題にも取り組むことができる分、柔軟性があるように感じます。
以上を踏まえて、学研通信講座をしたいのであれば、資料請求・問い合わせをしてみて下さい。
迷っているのであれば、まずは幼児ポピーやZ会から始めるのがおすすめです。
関連:学研通信講座幼児コースの口コミ、学研教室との違いも解説
サイト:学研通信講座幼児コース
10.公文の通信教育・幼児コース
テーマ | 教室に通えない方のために通信学習で取り組む |
媒体 | プリント紙(冊子体) |
レベル(難易度) | 基礎~標準 |
年齢別(学年別)教材コース |
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料金(会費) |
※2022年度の料金 |
添削指導の有無 | あり |
キャンペーン | なし |
教室に通って学習することでお馴染みの公文(くもん)には、近くに教室が無く通えない方のために通信教育があります。
基本は小学生ですが、幼児コースもあります。
対象年齢は通信教育については3歳以上が推奨されています。
その理由は、ひらがな・数の読み、運筆を学習するから。その他、数を30まで数えられるなどの条件もあります。
学習内容ですが、まずは鉛筆を持った運筆からスタート。直線、曲線、途中で重なる線を書く「ズンズン教材」ができるようになると、次にひらがなのなぞり書きになります。
なぞり書きは「あ」から始めると難しいので、「し」や「く」などの運筆の延長で書ける文字から練習していく流れです。
他の通信教育と違い、いきなり勉強色が強いので、もし始めるのであれば年齢が上がってからの方が取り組みやすいかと思います。
月額料金は教室学習と同じ。また、小学生と同じ料金でもあるので、かなり割高。1教科だけでも8,250円かかります。
総合的に見ると「8.学研通信講座幼児コース」と似ているところがありますが、公文の通信教育の方が年齢別にコースが決まっていて、1科目辺りの値段が高いので柔軟性が無いように感じます。
添削指導があるので、それぞれの子供にあったレベルの学習ができれば良いのになと感じました。
以上を踏まえて、公文の通信教育をしたいのであれば、資料請求してみて下さい。
迷っているのであれば、まずは幼児ポピーやZ会から始めるのがおすすめです。
関連:公文通信教育幼児コースの口コミ、教室学習との違いも解説
サイト:通信教育「公文式教育学習」
(ここまでの内容にについてはYouTube動画にも更新しています)
その他
家庭教材ではありませんが、幼児教室の内容を家でできるのが「学研の家庭教師」です。
複数の習い事で教室まで行けない方や教室までが遠い方にはおすすめ。小学校受験コースもあります。
下の記事に幼児コース3つの詳細を紹介しています。あわせて読んでみてください▼
幼児通信教育教材を学習することで得られる効果6つ
幼児向けの通信教育教材には学習して得られる効果が大きく5つあります。幼児教育の中の1つとしても役立ちます。
- 小学1年生で学習するひらがな、カタカナ、数字、簡単な足し算・引き算、英単語などを早期教育することで得られる記憶力・暗記力(ボキャブラリー)
- 簡単な文章を読み理解する力(読解力・国語力・語彙力)
- 小1プロブレムや小学一年生で勉強についていけなくなる問題への先取り対策
- 鉛筆を正しく持てるようになる
- 考える力を養う
- お受験対策(幼稚園受験・小学生受験)
小学1年生で学習するひらがな、カタカナ、数字、足し算、英単語などを早期教育することで得られる記憶力・暗記力(ボキャブラリー)
幼児向け通信教育は主に小学1年生で学習する教科(国語・算数・英語など)の早期学習になります。
小学1年生は小学校の習慣を覚えたり、時間通りに6時間勉強したりと、自分で行動することが増えるので負担がとても大きくなりますが、幼児期に勉強の一部分を先に学習しておくことで、子供の小学校での負担が軽くなります。
小1プロブレムを避けるためにも、学習の基礎を学ぶ時間を設けることが重要。その対策として通信教育は役立ちます。
娘が小学生になり「幼稚園の時に通信教育をしておいて良かった」と話していたので、この件が最も応えを感じています。
勉強の部分だけでも(少しだけですが)アドバンテージがあり助かりました。
簡単な文章を読み理解する力(読解力・国語力・語彙力)
本を読む練習を先に始めることはとても重要で、早くから習慣になると自然と国語力・読解力・語彙力が付きます。
幼児ポピーなどのように簡単な絵本や読み物が毎号付いている教材もあります。
小1プロブレムや小学1年生で勉強についていけない問題への先取り対策
幼稚園や保育園は小学校と大きな違いがあります。
小学校では時間ごとに区切られて勉強していくので、その環境についていけない「小1プロブレム」が起こっています。
義務教育及びその後の学校教育の基礎を幼児期から培うことが必要
子供がひらがなや数字に興味があれば、始めやすいと思います。
小学生になってからいきなり勉強に入るのではなく、比較的時間がある幼児期に勉強への意識づくりをしておくと、小学校の環境にスムーズに移行できます。
我が家は早くから「小1プログラム」や「小学一年生の勉強についていけない問題」への対策として幼児通信教育を始めました。
鉛筆を正しく持てるようになる
ひらがな、カタカナ、数、足し算などを通じて鉛筆を持った練習ができます。そのおかげで鉛筆を正しく持てるようになります。
3歳から鉛筆を持つ練習を始める幼児通信教育もありますが、個人的な感想ですが、4歳ぐらいから運筆を始めるのが良いと感じました。
須森りか氏の同論文にも、鉛筆を正しく持たせることが重要だ。ひらがなの書き方には3通りあり、右回しの字、左回しの字、両回しの字、3つの回し方ができるように遊びとして練習するのが良いと書かれてありました。
子供が楽しみながら鉛筆の持ち方を練習できるのが、幼児向け通信教育教材の良さでもあります。
考える力を養う
少し料金が高い幼児教材になると、それに加えて、未就学児童でもわかる範囲で考える力を養う問題が加わります。
簡単な文章問題を読んで自分で考える問題です。絵は極力少なくしてあり、答えが1つでは無いものなど色々なパターンがあります。
「どのように感じたか」や「この場合はどのようにするのか」を考えたり、発言したりするのに役立ちます。
Z会幼児コースの年長にはよく出題されています。
お受験対策(幼稚園受験・小学生受験)
一部の幼児通信教育だけですが、幼稚園や小学校のお受験対策があります。
ハッキリと「お受験」と書かれているのは、天神幼児タブレット版です(上の画像参照)。
幼児向け通信教育教材には以上のような5つ効果が得られます。
全て含まれている教材もあれば、最初のひらがな練習や数だけという教材もあります。
教材によって特徴が異なるので、それぞれの無料お試し教材を取り寄せて比較してみて下さい。
幼児通信教育教材を選ぶ前に大切なこと
幼児向けの通信教育教材を選ぶ前に大切なことをまとめました。
学習は幼児教育の一部である、経験や運動も必要
1つ目に大切なことは、学習や勉強は「幼児教育」の一部であるということです。
運動や経験などと同じく学習(勉強)があるので、ワークブック(ドリル)だけというのはやめましょう。
例えば、幼児ポピーなら経験や運動をするための「わぁくん」が、Z会幼児なら「ぺあぜっと」が付いているので、そちらの教材も飛ばさずに取り組んで下さい。
体を使った運動、外遊び、折り紙、工作なども並行して行うようにしましょう。
幼児向け通信教育教材は小学生から始まる勉強の一部で、その早期学習である
2つ目に大切なことは、幼児向け通信教育はどの教材も小学生から始まる勉強の早期学習にあたるということです。
幼児期で学習は終わるのではなく、小学生、中学生、高校生、大学と続いていく教育の一部であることを知っておきましょう。
子供が好きで興味がある通信教育教材を選ぼう
今回幼児通信教育教材を比較してはおすすめ順に紹介していますが、全員に当てはまるというわけではない(一人一人が違う)ということです。
教材の中でも一部難しい問題が入っています。
難しい問題が続くと子供は楽しいと感じなくなり、その後は嫌がるようになるので、子供が興味を持つ幼児教材を選びましょう。
ほとんどの幼児通信教育教材には「無料お試し教材」が付いてくるので、子供に合うものを選んでみて下さい。
楽しいと感じたら、どんどんやる気に繋がって続きます。
達成感を覚えると、それが自信になり、自分でやりたいという思いになり、その繰り返しにより学力が付いていくようになります。
幼児通信教育教材の選び方
ここで幼児向けの通信教育・家庭学習教材を選ぶのに必要なポイントを3つ確認しておきましょう。
目的により教材のレベル(難易度)、や値段が変わってきます。
また「紙の教材」か「タブレット」かの選択によっても、値段が変わってきます。
幼児通信教育教材を選ぶポイント | 特徴 |
---|---|
学習する目的 | 通信教育をする目的により選ぶ教材が異なる |
レベル(難易度) | 「小学校の授業について行ける基礎〜標準レベル」、「お受験を考えている応用レベル」など |
タブレット教材か紙の教材か? | 各教材によって紙の教材とタブレット教材がある。それぞれメリット・デメリットがある |
料金 | コスパの良い継続できる教材か?、応用・お受験レベルは料金が高くなる |
目的
幼児向け通信教育をする目的で選ぶ教材が変わってきます。
- 子供と楽しく数字やひらがな練習をしたい(小学1年生の先取り)
- 幼稚園や小学校のお受験がある
以上の2つを見ても選ぶ教材が変わってきます。目的にあった通信教育を選んで下さい。
難易度(レベル)
難易度をわかりやすく①基礎〜標準、②応用に分けました。
①基礎〜標準レベルはひらがな、カタカナ、数字、簡単な足し算などを覚えていくボキャブラリーが中心となった教材です。
それに対し②応用レベルというのは、幼稚園でわかる範囲の文章問題で「子供がどのように判断するのか?」といった考え方、導き方を養う問題が中心になっています。
先に考え方を経験することで、次(小学生以降)にその経験を活かせるような問題です。
※応用レベルの通信教育教材の中には、基礎〜標準レベルの問題も入っています。
我が家の例
子供は2歳から幼児教室に通っています。最近、幼児教室で習ったこと、例えば、切り絵や貼り絵をしたり、鉛筆で線を引いたり、共通するものや大きい方に丸をしたりする宿題が好きなようで、嬉しい限りです。
(その後年月が経ち5歳になるとひらがなを覚えかけるようになり、6歳となった今はひらがなや数字、少しずつカタカナを書けるようになりました。)
ただ、幼児教室の宿題は1枚の用紙に裏表だけなので、すぐに終わってしまいます。
せっかく子供にやる気があるので、家でもできる幼児向けの家庭学習教材・通信教育を探してみると色々あることがわかりました。
小学校との違いに戸惑わないように、今から先取りし勉強を習慣化したいところです。
関連:幼稚園と小学校の違いに戸惑わないように習慣化する必要性
我が家の経験では、年少の頃に小学校受験を考えていましたが、お受験をするには難かしいことが幼児教材を学習していく中でわかったので、小学校の授業についていけるための基礎〜標準レベル(先取り学習)に変更しています。
料金が安くコスパの良い「幼児ポピー」を選び、2年半継続しました。
「現時点ではまだ漠然としか考えていない」というのであれば、まずは「幼児ポピー」と「Z会幼児コース」など複数の資料を取り寄せてみて下さい。
幼児通信教育教材をレベル別にまとめた記事もあるので、こちらもあわせて参考にしてみて下さいね。
お試し教材もセットで入っているので、特徴がよくわかると思います。
タブレットか紙か?
幼児向け通信教育には紙の教材とタブレット教材があります。これは各社によって異なります。
紙の教材の場合は、ページがすぐにわかり見やすいメリットがありますが、親が一緒に付き添って学習する必要があるのと、冊子の数が多くなりかさばるというデメリットがあります。
それに対しタブレットの場合は、子どもにタブレットを使わせる抵抗がなければ、コンピューターが丁寧に説明してくれるので便利ですが、視力低下の可能性というデメリットがあります。
目が悪くならないためには、学習時間の設定ができるので、毎日最大何分と決めておきましょう。
タブレット教材限定の記事もあるので、こちらもあわせて参考にしてみて下さいね。
料金
一番重要なのは料金です。
基礎レベルの問題が多い教材は比較的値段が安く、考える力を養う問題が多い教材やお受験レベルの問題は高くなっています。
また、紙の教材かタブレットかによっても料金が変わります。タブレットの方がやや値段が高くなっています。
料金は月額料金と1年分を一括支払いする2種類の方法が多いです。年払いする方が料金の割引率が高くなっています。
まとめ
▲2022年度版「幼児通信教育教材」の料金とレベル(難易度)グラフ
幼児通信教育・家庭学習教材の①ポピー、②Z会、③スマイルゼミ、④天神、⑤ワンダーボックス、⑥すてっぷ、⑦モコモコゼミ、⑧いちぶんのいち、⑨学研通信講座、⑩公文通信教育の特徴を比較してご紹介しました。
※まなびwithは新規申し込みを終了
ランキング1位にした「幼児ポピー」は楽しく安く続けられる教材、内容も充実しているので一番コスパがよくお得です。
それに比べZ会は文章問題を中心とした思考力を養う応用レベルの教材であることを、お試し教材を学習してわかりましたが、月額料金が高いのでその点だけが気になりました。
もちろん塾に通うことを比べたらかなり安いのですが、継続できるのかな?という理由で比較した結果、ポピーにしました。
小学校受験を考えている方にはZ会がおすすめです。
幼児ポピーもZ会も難易度の違いがあるだけで、どちらも優れています。子供の現時点での学習レベルやこれからの目標を参考に選びましょう。
無料のお試し教材を両方取り寄せて、どちらが子供にあうのかを比較することをおすすめします(あとから変更しづらいので、これ重要)。
「いつから幼児教材を始めたら良いか?」についてですが、学習というのが入っているので、幼稚園年少組(3歳〜4歳)辺りからが始め時だと思います。
年少は遊び中心で、年中・年長からは鉛筆を持ち、ひらがな・カタカナ・数・時計などが始まり勉強が入ってきます。
少し形態が異なりますが「こどもチャレンジ」や「くもんの通信学習」「学研通信講座」もあり。
タブレットだと「スマイルゼミ幼児コース」と「天神幼児版」になります。
国語や算数などにとらわれず、柔らか頭を作りたい、たくさん興味があることにチャレンジしたい方には、STEAM教育の「ワンダーボックス」になりますが、色々なことが出来る分やや料金が高めです。
料金や対象年齢、レベル・内容、添削の有無、無料サンプル資料などから比較してみて、子供にあった幼児学習教材をみつけてみてください。
迷ったら料金が安くて添削指導もない幼児ポピー「ポピっこ」が経済的にも続けやすいと思います。
関連リンク:幼児教育について:学習支援コンテンツポータルサイト(子供の学び応援サイト・文部科学省)