子供向け英語教材「ディズニーの英語システム(DWE)」を始める時に、まず最初に購入するのがプレイアロングやシングアロングです。
プレイアロングは3枚組+付属おもちゃで、0歳から2歳までが対象年齢。それに対しシングアロングは12枚組で2歳からが対象年齢となっています。
これまでプレイアロングの対象年齢、値段、内容や魅力について記事にしてきました(下記参照)。
関連:ディズニー英語システム(DWE)はプレイアロングから始めよう!内容やおもちゃが充実
今回は「シングアロング」の対象年齢、値段、内容や使ってきて気がついた感想・口コミなどを紹介します。
さらに詳しく
シングアロングとは?
シングアロングとは、ディズニー英語システムのメインプログラムの中で最も基礎となる教材です。
対象年齢
対象年齢は2歳以上の子供向き。
ちなみにプレイアロングは0歳〜2歳向けの英語教材になります。
プレイアロングとシングアロングを両方持っている方は0〜1歳はプレイアロングメインに。
2歳あたりからはプレイアロングとシングアロングの両方をかけ流しましょう。
シングアロングのみの方は、赤ちゃんでもシングアロングからでOKです。
シングアロングの種類
- シングアロングBlu-ray/DVD:12枚
- シングアロングCD:各4枚(歌・朗読)
- シングアロングブック(絵本):4冊
- 絵辞書ポスター:4枚
- ミッキーキャラクター紹介絵本:1冊
- キャラクターカード:12枚
- 小鳥のシール:2枚
- シングアロングガイド:4冊
色々とありますが、シングアロングと言えばBlu-ray/DVD12枚セットになります。
それにあわせてCDが各4枚、絵本が4冊と連動しています。
※リニューアル後の方はBlu-rayで、それ以前の方はDVDです。内容は人や絵が変わっているだけで、教材内容は同じです。
シングアロングの値段
- 一般価格:184,800円(税込)
- ワールドファミリークラブ会員価格:162,800円(税込)
- 分割払い:月々2,800円〜
シングアロングは一般価格とワールドファミリークラブ会員価格の2種類があります。
値段の差は2万円以上あるので、ほとんどの人はワールドファミリークラブの会員に入会してから購入しています。
中古教材として買うと安いのですが、ワールドファミリークラブのサービスは受けられません。
DWE「シングアロング」を使ってみた感想・口コミ
シングアロングBlu-ray/DVDは12枚ありますが、大きくテーマが4つに分かれています。
- 【1-3枚目:青】一般的な話, プルートの誕生日会(バースディパーティ)
- 【4-6枚目:緑】ピクニック, 田舎での出来事
- 【7-9枚目:黄緑】サーカス、ピエロ(クラウンズ)
- 【10-12枚目:黄】動物園内で消えたピーナッツ事件、魔法使い(ソーサラー)
最初はABCソングや自己紹介「My name is Akko」などのやり取りなので簡単。だんだん後半に行くほど難しくなります。
何が難しいかと言うと、構文です。言い回しですね。例えば、「Huey takes a red balloon, and he starts to blow. (ヒューイは赤い風船を取って、膨らませ始める。)」
この中で "take a balloon"や"start to blow"といった言い方・フレーズが最初は難しいので、そのまま歌と映像で覚えてしまうというのがシングアロングなのです。
on the chair(椅子の上に)やbehind the chair(椅子の後ろ)辺りはよくありますが、on the back of the chair(椅子の背の上に)といったものまで出てきます。
映像でチップ&デールが椅子の上に乗っかってるんです。なるほど、そう言うのかと感心させられます。
フレーズについては簡単な単語なんですけど、覚えていないと使えないですよね。
「fill up the bucket, fill it up(バケツに[水を]満タンにする)」これは2回同じことを繰り返していますが、2回目はitに省略され、fillとupの間に入っています。
こういった理屈として覚えるのは少し難しいフレーズをシングアロングの歌で覚えていきます。
最近2歳7か月の子供が歌っているのは「Some clowns make you happy, Some clowons make you sad(あなたを幸せにさせるピエロもいるし、悲しませるピエロもいる)」と続く歌です。
ピエロ(クラウン)が怖いにも関わらず、なぜかBlu-ray/DVDを見たがります(笑)。
これって英文法でいう「使役(しえき)」。こういう少し難しい文法が後半ライムパッケージ(シングアロング7以降)から登場していきます。
その他、文法と文法がつながった英会話になるような歌もあります。
シングアロングが少し難しく感じてくるのは、こういう文法と長い文章による組合せが難しいからです。
ディズニー英語システム(DWE)を7ヶ月続けてきて、考え方が変わってきた
子供が「ディズニー英語システム(DWE)」を7ヶ月続けてきて感じたことは、プログラムを単体で購入することは可能ですが、全てのプログラム(プレイアロングやシングアロング、ストレートプレイなど)を総合的に使いこなすことで、英語が身についていくのだなということです。
以前「一つだけDWEのプログラムを購入するとしたら、それはプレイアロングだ」と書いてきましたが、7ヶ月経った今は「シングアロング12枚組」の方が良いと考えが変わってきています。
というのは、プレイアロングはやはり2歳までの教材であり、シングアロングは2歳からの教材だからです。
つまり英会話の構文の難易度が違うと。
プレイアロングはおもちゃを使って楽しく英語を歌って踊れますが、それで英語が話せるのかというと、少しだけしか話せないというのが正しい答えでしょう。
それに対しシングアロングは楽しく踊れるような場面は少しだけしかありませんが、日常会話をするのに必要な英語構文が盛り込まれた歌になっています。
シングアロングの後半、ライム(7〜9巻目)やイエロー(10〜12巻目)になると難易度はぐっと上がります。例えば使役構文や関係代名詞など。
このライムとイエローをマスターすることで、英語力がぐっと向上していきます。
最後に
ディズニー英語システム(DWE)の教材「シングアロングDVD」の内容を少しはわかっていただけましたでしょうか?
単語に関してみると、プレイアロングもシングアロングも簡単です。違うのは会話の長さ。
その中に文法や構文の言い回しが入ってきているので、ここは覚えていく必要がある重要なフレーズだと思います。
覚えるのが難しいので歌で覚えてしまいましょう、そうすれば日本語を知らなくても映像を見ただけで自然とその場面の歌を歌う事で、会話が出来るようになるのでしょうね。
今、子供はインプット(見て聞いて英語を覚える)の時期なので、毎日シングアロングをかけ流しています。
なぜかアニメで登場するミッキーより、実写で登場するステファニーやマークなどの方がが好きみたいです。特にステファニーのファン。
1巡目よりは少しずつ子供も成長しているのを感じます。これからもどんどん歌を覚えて行ってほしいものです。
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