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大阪メトロのマイスタイルと定期券どちらがお得?それぞれの特徴を紹介

「PiTaPaカード」大阪市営地下鉄

大阪メトロ(地下鉄)で通勤・通学する時に、磁気カードの「定期券」以外にOSAKA PiTaPa(ICカード)を使った「マイスタイル」という選択肢があるので、どちらがお得かで悩みます。

定期券についてはすぐにイメージできると思いますが、マイスタイルについては公式サイトの説明を読んでもイマイチ理解できませんでした。

これまではわからないままでしたが、今年から子供が利用する機会が出てきたので、わからないことを直接大阪メトロの定期券売り場の担当の方に聞いてきました。

するとこれまで「???」だったのが、あっという間に視界が開けて理解できましたよ。わからない時は何でも聞いてみるもんですね。

今回は大阪メトロの「マイスタイル」と「定期券」の特徴をそれぞれまとめてみました。どちらにもメリットとデメリットがあります。

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大阪メトロ「定期券」の特徴

まずは定期券の特徴から。定期券は他の電鉄と同じ特徴です。

  • 定期券を購入した日、又は指定した日付から1か月間、3ヶ月間、6ヶ月間使える
  • 乗車駅と下車駅の間の全駅で途中下車できる
  • 定期券(磁気カード)を改札口に通す必要がある(※)

定期券をすぐ使うのであれば購入日から、指定した日から使うのであれば指定日から、1・3・6か月間通して使えるのが定期券です。

定期の開始日を自分で決められるという点がメリットです。例えば17日から使うなど。

乗車券と下車駅を指定して購入します。例えば家が江坂駅で、会社が本町駅であれば、東三国駅、新大阪駅、西中島南方駅、中津駅、梅田駅、淀屋橋駅の通過駅に途中下車することができます。

大阪メトロの改札口

大阪メトロの場合、定期券は磁気カードになるので、定期券を改札口に通す必要があります。

つまりPiTaPa(ピタパ)のように「タッチして簡単に通ることができない」というデメリットがあります。

(※)JRのICカード「ICOCA」で定期券を、大阪メトロのピンク色の券売機で作ることができるようになりました。ただし通学定期の初回(新規購入)だけは定期券発売所に行く必要があります

 

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大阪メトロ「マイスタイル」の特徴

「PiTaPaカード」大阪市営地下鉄

マイスタイルの場合は、ある特徴を理解することでお得に使うことができます。

  • ICカードのPiTaPaを使用し、改札でタッチする
  • 定期券より運賃が安くなる:6ヶ月定期券の6分の1とお得!
  • 途中下車駅が広範囲:シミュレーションで確認できる
  • 乗車駅と下車駅を指定することで上限額が設定される
  • 上限額を越えない月は、普通に乗車するのと同じフリースタイル扱いになる
  • 月単位。毎月1日よりスタートするので、自分で決めた日から開始できない
  • 利用開始月は15日までに登録する必要がある

マイスタイルは乗車駅と下車駅を指定すると上限額が設定されます。この上限額が結構安く1か月の料金は6ヶ月定期の料金を6で割った額が月額になります。小学生(小児)で通学2区だと2,000円以内になるのでかなり安いですよ。

指定駅以外の駅で大阪メトロを利用する時は、フリースタイル扱いになり10%割引になります。

まずは家と職場・学校の最寄駅を設定し、マイスタイルをシミュレーションしましょう

一例として乗車駅「南森町駅」、下車駅「なんば駅」とした場合のシミュレーションを出してみました。

大阪メトロマイスタイルシミュレーション「南森町駅-なんば駅」

例えば、家が「南森町駅」で、会社が「なんば駅」の通勤定期は、上限額8,040円となりますまた、上の画像の緑色で表示されている駅に途中下車ができます。

定期券の場合は2区なので8,930円。比較するとマイスタイルの方が毎月890円もお得になります。

もしある月だけ上限を越えない時は、普通に乗車したのと同じ額のまま。8,040円を超えるまではフリースタイル扱いになります。気軽に指定しておけばOKですね。

上の地図を見ると、途中下車の多さがよくわかりますね(緑色の駅を参照)。定期券よりも途中下車駅が広範囲に指定されている点もメリットです。

マイスタイルのデメリット

ここまで聞くと「マイスタイルはメリットだらけだ」と思いがちですが、定期券売り場で説明を聞くうちにデメリットがわかりました。

マイスタイルの場合、毎月1日からスタートするというルールがあるので、例えば「23日から1か月だけ利用したい」というような使い方はできません。必ず1日からの勘定になります。

また最初の登録だけは15日までに登録しないとその月から適応されません。もし利用開始の登録日を16日に行うと、来月からしかマイスタイルが適応されないというデメリットもあります。

 

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まとめ

定期券は改札口の中に入れないと使えません。ウチの子供のように小学1年生だと定期券を出し入れして乗車を繰り返すと必ずなくしてしまうのが目に見えています。

また定期券だと出し入れに時間がかかります。その点マイスタイルの方がケースごとタッチして乗れるので、かなり便利です。

(※上に追記しましたが、JRのICOCAカードで、大阪メトロの定期券が買えます。この場合はタッチして通ることができます。通学の場合は初回のみ、定期券発売所に行く必要があります。

上で紹介したようにスタート日が中途半端な日からだとマイスタイルは使えません。「1月23日~2月22日までの1か月間の使いたい」というような使い方の場合は定期券しか使えません。ウチの場合、いきなりこれに引っかかりました。

ほぼ毎日会社や学校に往復する方は、マイスタイルが安くなりお得になることがよくわかりましたが、クレジットカードか銀行による引き落としになるので、毎月1日スタートという決まりがあるのも覚えておきましょう。

大阪メトロの「定期券」と「マイスタイル」どちらもメリット・デメリットがあることがわかりました。それぞれの特徴を理解して、使い分けする必要があります。

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おにぎり

・運営者名:おにぎり
・一児(娘)の父

公立大学や私立中高一貫校で12年間勤務。塾講師の経験もあり。図書館司書資格も取得。現在はWebサイトの作成・運営を中心に活動中

「子供英語教材(DWEディズニー英語システム)」「幼児教材や小学生の通信教育教材」「育児」や「子供とお出かけ」のブログを始めて11年目。経験をもとにブログを書いています。

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