追記:特別なトワイライトエクスプレスは、2016年3月に運行を終了し、トワイライトエクスプレスは瑞風に引き継がれました。
トワイライトエクスプレス瑞風については下の記事を読んでみてください▼
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先日引退した寝台特急「トワイライトエクスプレス」が、旅行会社専用の団体臨時列車として運転されることが決定しました。
「旅行会社専用団体臨時列車」なんてあるんですね。今回は寝台特急ではないのでお間違いなく。
まだまだ現役で走る特別な「トワイライトエクスプレス」の客室、定員、食事、運行ルート、運転日などをご紹介します。
まだまだ現役!特別な「トワイライトエクスプレス」情報
出典:JR西日本
- 旅行会社専用の団体臨時列車として使用
- 客室:スイート&ロイヤルのみ
- 食堂車:ブーランジェ、パティシエがプロデュースしたパンやデザートを用意
- 定員:40名
参考:「トワイライトエクスプレス瑞風」運行開始に向けて、特別な「トワイライトエクスプレス」の運転について(JR西日本)
今回の特別な「トワイライトエクスプレス」は寝台特急では無いので寝台はついていません。先頭は牽引車で、7両のうちの4両が客室、サロンカー、食堂車、乗務員室等になります(上図参照)。
客室は人気があったスイート&ロイヤルのみを使用する40名の団体臨時列車になります。廃止された車両の一部は「京都鉄道博物館」で展示されることが決定しました。
停車時に地元特産品の販売、伝統芸能の実演などのおもてなしを検討中だとか。2017年にデビューする「トワイライトエクスプレス瑞風」に良い面を繋げていく考えだそうです。
特別な「トワイライトエクスプレス」の食事について
- 朝食1回、昼食2回、夕食1回
- ディナー:フランス料理をグレードアップ
- パン:神戸三宮「サマーシュ」、大阪上本町「パリゴ」
- デザート:「エスコヤマ」、「京都北山マールブランシュ」
朝食、ランチ、デザート、夕食と4回も食事が出来るコースになっています。有名店が並んでますね。食事も楽しめそうです。
では、次に気になるコースを見ていきましょう
「トワイライトエクスプレス」団体臨時列車の運行ルート
5~6月(山陽コース)
- 下り:大阪発(10時)→琵琶湖を1周→大阪→山陽線→下関着(15時頃)
- 上り:下関発(10時)→山陽線→大阪→琵琶湖を1周→京都着(18時頃)
大阪を一度北上し琵琶湖を1周。戻ってきて山陽本線を通るルートになっています。主な見どころは湖西線の琵琶湖、神戸線の明石海峡、山陽線の瀬戸内海。
7月以降
- 山陽コース
- 山陰本線コース:大阪→山陽伯備線→米子→山陰線→下関
7月以降はまだ決定していませんが、5~6月の山陽コースに山陰本線コースも出来る予定だそうです。
下りが土曜日、上りが月曜日になります。土日と下関周辺のどこかのホテル&旅館に宿泊します。日曜は1日観光に使えそうですね。旅行会社が企画しているので、全てがセットになったプランなのでしょう。
特別な「トワイライトエクスプレス」運転日
大阪・土曜発
- 5月:16日・23日・30日
- 6月:6日・13日・20日・27日
下り大阪発は土曜日に出発します。
下関・月曜発
- 5月18日・25日
- 6月1日・8日・15日・22日・29日
上り下関発は月曜日に出発します。
阪急交通社&日本旅行の「トワイライトエクスプレス貸切列車」料金
阪急交通社が「トワイライトエクスプレス貸切列車の旅3日間」を発売しています。
日程:2015年5月31日~
料金
- 広島駅発着ロイヤル:35万円
- 広島駅発着スイート:40万円
- 北陸エリア発着ロイヤル:35万円
- 北陸エリア発着ロイヤル:40万円
その他、6月27日、6月28日発の「日本旅行で貸切トワイライト」があります。→終了しました。
最後に
特別な「トワイライトエクスプレス」の客室、定員、食事、運行ルート、運転日、料金などをご紹介しました。
トワイライトエクスプレスが旅行会社専用の団体臨時列車として5月より走ります。「阪急交通社」がでましたね。
部屋のグレードや食事が4回もあって今回も高そうです。この話は旅行会社から始まったそうで、現役を終えるのがもったいないという話からスタートしたそうです。
「阪急交通社」から貸切列車プランが出てますね。
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