小学生向け通信教育教材を比較しては、ブログにまとめています。詳しくは下の記事を読んでみて下さい▼
これまで「まなびwith」という名前だった小学館の通信教育が名称を変更し、小学生コース限定の教材「名探偵コナンゼミ 通信教育」になりました。
小学館の通信教育はよく名称が変わりますね。
今回も新規獲得に向けて、小学館で最も人気の高いキャラクター「名探偵コナン」が満を持して登場しています。
気になるのが「名探偵コナンゼミ 通信教育」の月額料金や対象年齢、内容についてです。
これまでの「まなびwith」と比べて料金はどう変わったのか?についても紹介します。
小学館の小学生通信教育変遷史
小学館の通信教育と言えば「まなびwith」と書きましたが、以前も名前を変更しています。
- 〜2019年3月:「ドラゼミ」が終了し、「まなびwith」に変更
- 2019年4月〜2021年3月:「まなびwith」2年で終了
- 2021年4月〜:「名探偵コナンゼミ 通信教育」小学生コーススタート、幼児コースは「まなびwith」のままで年中・年長のみに変更(その後新規受付は終了)
小学館の通信教育最初はドラえもんがメインとなる「ドラゼミ」という名前でした。
小学館で最も有名なドラえもんを使った通信教育です。それがオリジナルキャラクターを使った「まなびwith」に変更。
このまま続くのかなと思っていた矢先、たった2年で再び名称変更になります。
ただし、小学生コースが「名探偵コナンゼミ 通信教育」という名前になりますが、幼児コースは「まなびwith」のまま継続されていましたが、2023年終了しました。
再び小学館のキャラクター・江戸川コナンを使った通信教育「名探偵コナンゼミ 通信教育」になりました。
やはりキャラクターが出てないと、新規獲得が難しいのかもしれませんね。
それよりも「まなびwith」の月額料金は高すぎたと個人的には思っています。
「名探偵コナンゼミ 通信教育」小学生コースの月額料金や内容
「名探偵コナンゼミ 通信教育」の月額料金や対象年齢、内容についてまとめてみました。
名探偵コナンゼミは「通信教育」と「ナゾトキ」の2種類ある
「名探偵コナンゼミ」は大きく分けると2種類あります。
- 名探偵コナンゼミ 通信教育:小学生向け教材(紙・冊子)
- 名探偵コナンゼミ ナゾトキ:小学生〜大人まで(オンライン):ベーシックコース(小1〜小2)、アドベンスコース(小3〜小6)、エキスパートコース、ストーリーマスターコース
名前を同じにしているので最初わかりにくかったのですが、「名探偵コナンゼミ」は通信教育とナゾトキがあります。
「ナゾトキ」の方は月額499円〜で謎を解いていくオンラインゲームです。月に2回配信。
エキスパート・ストーリーマスターコースになると中学生以上〜大人まで楽しめるようになっています。
それに対し、今回紹介しているのが「名探偵コナンゼミ 通信教育」です。こちらは以前と同じ毎月家に送らてくる紙の教材になります。
学習内容の各ページごとに、コナン君たちが吹き出しで登場し、問題を解くためのアドバイスをしてくれます。
「まなびwith」でもコナン君は少しだけ登場していましたが、「名探偵コナンゼミ 通信教育」になり全ページに登場しています。
「名探偵コナンゼミ 通信教育」対象年齢
小学生コースと書きましたが、「名探偵コナンゼミ 通信教育」は対象年齢は小学生のみになっています。
- 対象年齢:小学1年生〜小学6年生
アニメ「名探偵コナン」は事件が関係しているので、小学生以上が対象になります。コナンを見ている世代も小学生が多いですからね。
そういうことから幼児コースは「まなびwith」のままで、小学生コースは「名探偵コナンゼミ 通信教育」になったのでしょう。
「名探偵コナンゼミ 通信教育」月額料金は紙教材とPDF版の2種類
- [小1]教材配送2,650円、PDF版(海外受講)1,320円
- [小2]教材配送2,760円、PDF版(海外受講)1,430円
- [小3]教材配送3,310円、PDF版(海外受講)1,980円
- [小4]教材配送3,970円、PDF版(海外受講)2,640円
- [小5]教材配送4,520円、PDF版(海外受講)3,190円
- [小6]教材配送4,850円、PDF版(海外受講)3,520円
※2023年度「名探偵コナンゼミ 通信教育」の月額料金
「名探偵コナンゼミ 通信教育」の月額料金です。すべて税込価格。
「まなびwith」の時は低学年でも料金が4000円台だったと思います。「ドラゼミ」の時から比べると一気に値上げしたので、他の通信教育に変更した人が多かったのでしょう。
「まなびwith」と比較するとキャラクター「名探偵コナン」が登場するにも関わらず値段を一気に下げてきました。
これまでは小学ポピーが安い教材でしたが、それよりも少しだけ安くなっています。
「まなびwith」の時と同様、年払いにすると月額料金が安くなるようになっています。
「名探偵コナンゼミ 通信教育」の内容は「まなびwith」が監修する
「名探偵コナンゼミ 通信教育」ですが、2022年度も引き続き「まなびwith」が監修します。(powerd by まなびwithという正式名もあります)
「まなびwith」担当者とは、小学館の教材担当が参加。
通信教育「まなびwith」以外に市販の教材や参考書などをつくっている先生が担当しています。
「名探偵コナンゼミ」と聞くと、学習内容は大丈夫かなという心配になりますが、これまでと同様の内容になるので安心できますね。
- 科目:国語・算数・思考・英語
科目は小学1年生から小学6年生までの全学年が「国語・算数・思考・英語」の4科目になっています。科目「思考」の中に社会科や理科の内容も入っています。
他の通信教育では平均の教科書数が14作品ですが、「名探偵コナンゼミ 通信教育」は71作品の教科書を採用。
そのため、基礎レベルから難易度の高いハイレベルまでを兼ねた教材になっています。
▲小3の問題。「名探偵コナン」に登場する江戸川コナン以外にも、灰原哀、吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦、阿笠博士などのキャラクターも割り算に登場。
▲小1図形の問題には、赤井秀一が問題の解き方のヒントを出してくれています。
まとめ
小学館「名探偵コナンゼミ 通信教育」の月額料金、対象年齢、内容についてまとめてみました。
実際に子供が学習してみて「まなびwith」の教材はとても良い印象がありましたが、月額料金が高すぎるというデメリットがありました。
それを踏まえて「名探偵コナンゼミ 通信教育」では月額料金を一気に下げて、それでいながら内容は「まなびwith」が担当します。
これまで小学生通信教育教材を比較してきましたが、難易度も高くてコスパの良い小学生教材になったと思います。
小学館の本気度が伝わってきます。
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