以前「2歳以上の子供の昼寝は何時に何時間が最適か?」という記事を書きました。今読みなおしても、ウチの子供の昼寝パターンはこれであっています。
でも、たまに昼寝の時間がずれてしまい、夕方になることもあります。そういう時は当然、夜寝てくれなくて大変。
親としては、子供が寝た後から親が寝るまでのほんの少しの貴重な時間を当てにしているところがありますからね。
親も息抜きが必要です。
育児雑誌「育脳ベビモ」を読んでると、夜寝てくれないことと昼寝は大きく関係していることがわかりました。
この2つの時間の法則がわかったので、ここで紹介します。
昼寝と子供が夜寝てくれない事の関係性
子供が夕方に昼寝した場合、例えば16時から17時に寝た時、夜は22時から遅かったら23時台まで眠らずに起きていることがあります。
ベッドには入っているんですけどね。元気すぎてもちろん寝ません(苦笑)。
このパターンになると、親としてもヘロヘロ。
それは当然昼寝が遅かったからなのですが、これには法則があることがわかりました。
和洋女子大学教授・医学博士の鈴木みゆき先生が雑誌「育脳ベビモ」で「昼寝と子供が夜寝てくれない事の関係性」について書かれていました。
その内容は以下の通り
子供は昼寝の後、約6時間起きている。15時までに起こすと睡眠の影響に出にくい。
参照:雑誌「育脳ベビモ」(「早寝早起きは赤ちゃん時代から必要です」から一部抜粋)
漠然とはわかっていましたが、数字で書かれていると「なるほどな」と感じました。
この記事を読んでから、昼寝後から夜寝るまでの時間を3日連続で調べてみると、確かにそうです、子供は約6時間後に寝ています。
もし仮に5時から5時半まで昼寝した場合、23時台にやっと眠りました。
冬場などはなかなか昼寝してくれないですよね。運動量も少ないので。(冬場は外で遊ばせてもなかなか眠りません。僕は紫外線も関係してるのかなと見てるのですが…)
それからずっとこの法則通り行くのか調べてみると、4時から4時半まで30分昼寝した場合と4時から5時まで1時間昼寝した場合とでは、やはり夜寝る時間は後者の方が遅くなります。
つまり、夕方に昼寝した場合は、できるだけ早く起こす。これは合っています。
その方が比較的早く寝てくれます。
子供に重要なのは夜の睡眠の方
鈴木みゆき先生は、このようにも書かれています。
昼寝の時間が短くなっても、大切なのは夜の睡眠の方が重要。
参照:雑誌「育脳ベビモ」(「早寝早起きは赤ちゃん時代から必要です」から一部抜粋)
これを読んで安心しました。
夕方に寝ると、あまりに昼寝が遅いため、我が家は強引に30分で昼寝を起こすことが多いのです。そうなると当然子供はまだ寝たいと大泣きするし、その後グズる。
この反応に対し、ずっと罪悪感がありました。
良かったぁ!、夜の睡眠が重要だと自分に言い聞かせ、頑張りましょう。
夜眠らせる時間から6時間逆算し、昼寝の時間を決める
鈴木みゆき先生は、このようにも書かれています。
21時台に眠らせたいのであれば、6時間前の15時までに起こすのが理想。
参照:雑誌「育脳ベビモ」(「早寝早起きは赤ちゃん時代から必要です」から一部抜粋)
毎日の事なので、全てがそう上手いこといくとは限りませんが、上のような形を理想の昼寝と夜の睡眠の関係だとして頭に入れておくと良いですね。
確かにそれ以降、上手くいくようになりました。
最後に・まとめ
昼の13時台に昼寝してくれると、2時間寝てくれてもOK。2時間昼寝しても起きるのは15時台、そうなると6時間後の21時台には寝てくれる計算になります。
これが理想の形ですね。子供も親も満足であるこの形を目標に、毎朝子供を遊ばせるようになりました。
そのためには子供の早起きが重要。そうすれば昼寝が自ずと早くなりますよ。
子供が夜寝てくれないと悩んでおられる方は、昼寝の時間が大きく関係しています。上の法則を参考に、子供の理想の睡眠時間を見つけてみて下さい。
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