子供にどうしてもテレビを見せないと行けない時があります。例えば晩御飯を作っている時、子供を見ることができない時など。そういう時は我が家は幼児向け番組を見せています。
ただ、どうしても見せる時に見せたい番組がないのです。そんな時に利用しているのが動画配信サービス(VOD)。とても助かっています。
子供に見せるだけでなく、大人も見られるので一石二鳥かなと、我が家はやめられずに続けています。
まだ使ったことが無い方に、動画配信サービスとはどういうものなのかということをまとめてみました。
動画配信サービス(VOD)とは?
まず初めに動画配信サービスの説明から。動画配信サービスとは、各動画配信サービス会社と契約することで、インターネットを通じて見たいときに見たい番組を見ることができるサービスです。
動画配信サービスは最近では、ビデオオンデマンドやそれを省略してVODなどと書かれているものもあります。意味は同じです。
基本的には過去に放送されていたテレビ番組や映画が中心。例えばドラマ、アニメ、映画、キッズ番組など。妻は韓国ドラマや中国ドラマを見るために加入しています。
テレビの場合はその時間にテレビの前にいないと見れませんが、動画配信サービスは見たいときにどの番組でも見ることができるので便利です(一部、期間限定ものがあります)。
DVDやブルーレイなどをツタヤにレンタルしに行ったり、返却する必要が手間がいらないので、見たら次の番組という感じで気軽に番組を見ることができます。
途中まで見て面白くなければ、次の作品に変えればOKなので、結構気軽に見られますよ。
動画配信の料金体系
動画配信サービスと言っても料金がバラバラです。月額500円~2,000円まで幅広くなっています。
ではなぜこんなに料金の差が広がっているのでしょうか?それは各会社のサービスが異なっているからです。
- 定額制
- 課金ペイパービュー制(PPV)
- 定額制+課金ペイパービュー制(PPV)
料金体系が異なるのは、上のように3つのサービスがあるからです。サービスの量によって金額が大きく異なります。
1.定額制
一番わかりやすいのが定額制。毎月同じ料金なので、その月によって上がったり下がったりすることがありません。
最新の映画は少ないのですが、とてもシンプルな料金体系です。
2.課金ペイパービュー制(PPV)
課金ペイパービュー制は、見たい作品にお金を支払ってみるサービスです。お金がかかる作品は主に新作映画・新作ドラマが多いです。ツタヤの新作DVDが高いのと同じイメージ。
我が家は以前はPPVは使いませんでしたが、最近は親が2人で家で新作を見られるのなら払っても良いかなという風になってきています
PPVは完全買取型(2500円)とレンタル型(400~600円)があります。各社によって両方できるところとレンタルだけのところと様々です。
1人で見ても2人で見ても同じ料金なのが映画館とは異なるところですね。なかなか子育て中は映画館で見ることができないので、月1~2程度で利用するようになりました。
3.定額制+課金ペイパービュー制(PPV)
動画配信サービスで一番多いのがこのケース。基本ほとんどの作品が見放題ですが、新作映画や新作ドラマなどだけは課金するという形です。
もちろん見放題だけだと毎月同じ料金になります。PPVを見た方は月額料金にその分の料金をプラスすることになります。
U-NEXTは定額制+課金PPV+ポイントになっています。詳しくは下のU-NEXTの欄を見て下さい。
動画配信サービスの種類一覧
- dTV
- Hulu
- U-NEXT
- NETFLIX
- Amazonプライムビデオ
- GYAO!
動画配信サービスはどんどん増えて行っています。これまでスカパーなどにあった番組も、動画配信サービスに切り替えてきている会社も増え、見たいときに見たい番組を見ることが出来るようになっています。
次に、各会社はどのような特徴があるのかをまとめてみました。
動画配信サービスの料金や特徴を比較
僕が利用している動画配信サービスの料金と特徴を比較してみました。
Hulu
- 月額料金:1,026円(税込)
- 料金体系:定額制
- ジャンル:映画(洋画・動画)、アジア映画(中国・韓国・台湾)、海外ドラマ、国内ドラマ、アジアドラマ(中国・韓国・台湾)、アニメ、キッズなど
- 動画本数:6000タイトル、13000本以上
- 無料期間:2週間の無料トライアル
- ダウンロード機能:無し
「Hulu」は課金PPVが無いので、毎月決まった1,026円(税込)だけでOK。とてもシンプルで続けやすい料金体系です。→一部ライブなどの課金が導入されました。
最近は日テレの会社に変わったので、日テレオンデマンドなどが充実しています。テレビドラマの見逃し配信で人気です。
スマホでも見られますが、残念ながらダウンロード機能は今の所ありません。
dTV
- 月額料金:550円(税込)
- 料金体系:定額制+課金ペイパービュー制(PPV)
- ジャンル:映画(洋画・動画)、アジア映画(中国・韓国・台湾)、海外ドラマ、国内ドラマ、アジアドラマ(中国・韓国・台湾)、アニメ、キッズ、ディズニーチャンネル(期間限定配信)、音楽、BeeTV
- 動画本数:20,000タイトル、92,000本以上
- 無料期間:初回31日間無料トライアル
- ダウンロード機能:あり
dTVは月額料金が550円(税込)という気軽に始められる動画配信サービスです。見放題以外にPPVもあるので、新作を課金してみることができます。ドコモ出なくても見られますよ。
動画本数が多いのは、課金制PPVも含まれているから。
便利なのはダウンロード機能があること。これだとスマホなどにダウンロードして、通勤や通学中にオフラインで見ることができるので便利ですよ。
妻はアジアドラマの為に加入しています。それ以外にアニメ、キッズ番組、BSやCSで放送中のディズニーチャンネルやDlifeの期間限定の見放題などがあり、我が家も加入しています。
最近は「アバローのプリンセスエレナ」「ちいさなプリンセスソフィア」などを期間限定で見ています。
U-NEXT(ユーネクスト)
- 月額:2,189円(税込)[1200円分ポイントあり]
- 料金体系:定額制+課金ペイパービュー制(PPV)+ポイント
- ジャンル:映画(洋画・動画)、アジア映画(中国・韓国・台湾)、海外ドラマ、国内ドラマ、アジアドラマ(中国・韓国・台湾)、アニメ、キッズ、ディズニー(有料)、雑誌読み放題、NHKオンデマンドなど
- 動画本数:12,000本以上
- 無料期間:31日間の無料トライアル
- ダウンロード機能:あり
U-NEXT(ユーネクスト)が動画本数がNO.1なのは見放題とPPVの合計の本数だからです。新作映画は新作レンタルよりも先に見られることもあるので、映画館で見られない方にはとても助かるサービスです。
U-NEXTは月額が2,189円(税込)と高いのですが、1200円分ポイントが付いているので、実質989円です。この1200円分のポイントで新作映画やNHKオンデマンドなども見られます(ポイント分を超えると課金になります)。また、新作はレンタルより早く見られる作品もあります。
また、雑誌などの読み放題や、ファミリーアカウント(1+3=4人分)などのサービスもあるので、総合するととてもお得かなと思います。ダウンロード機能もあり助かっています。
家族で利用する方、雑誌をよく読む方、1ヶ月に新作を2本見る方にはおすすめです。
Amazonプライムビデオ
- 月額料金:年会費3,200円(月額325円)
- 料金体系:定額制+課金ペイパービュー制(PPV)
- 動画本数:30,000以上(プライムビデオの本数)
- ジャンル:映画(洋画・動画)、アジア映画(中国・韓国・台湾)、海外ドラマ、国内ドラマ、アジアドラマ(中国・韓国・台湾)、アニメ、キッズ、ディズニー(PPV)
- 無料期間:初回30日間無料
- ダウンロード機能:あり
「Amazonプライムビデオ」は月額にするとたった325円で見られるのがAmazonプライムビデオの最大の特徴。他にもAmazon配送などのサービスをたくさん受けられます。例えば紙おむつの定期便など。
課金制PPVと書いたのは、Amazonビデオの方で、見放題以外にも新作を見ることができます。たまにAmazonで買い物をするとクーポンがもらえたりするので、それで新作を見ることができますよ。
動画本数は当初2000程でしたが、一気に30000以上に増えています。PPVを入れるともっと多くなると思います。見たい番組が揃っていていますよ。
サービスがどんどん増えているので、とりあえず入っておいて損はありません。テレビに映し出して見るときに使う「Amazon Fire TV Stick」との連携も簡単です。
まとめ
動画配信サービスは色々ありますが、各家庭でどれが一番当てはまるかが大きなポイントです。
- 課金してでも新作を見る方、見ない方
- ダウンロード機能は必要:スマホ通信料が最小で済む
- 複数のアカウント(IDとパスワード)が必要な方、そうでない方
海外ドラマなどはどの動画配信サービスを見ていてもそこそこ同じですが、日本ドラマやアニメ、そしてPPVなどで特徴が大きく変わってきます。
結局は見たい番組があるか、子供に見せたい番組があるかで変わってくるので、どのVODでもお試し期間があるので、その期間中に確認してみて下さい。