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モンテッソーリの幼児教育を取り入れている幼稚園の親子教室体験談

幼稚園でクレヨンを使ってお絵かきしている

モンテッソーリ教育ってご存知ですか?イタリアの女性医師マリア・モンテッソーリによって考案された教育法のことです。

キリスト教の私立幼稚園や保育園、小学校などで見かけます。

我が家は1年前にモンテッソーリ教育をしている幼稚園を見学しに行きました。その時に受けた印象がとても強かったので、現在その幼稚園の親子教室に通っています。

幼稚園見学や親子教室の感想、モンテッソーリ教育法についてを簡単にまとめてみたのでご紹介します。

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モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ幼児教育:シール貼り

モンテッソーリ教育とは以下のようなことを目的としています。

モンテッソーリは、人間形成の一番大切な時期である幼児期に自主性・協調性・社会性が育まれなければならないと考えました。

モンテッソーリ教育は、幼児の心身の内部的な発達要求に応じつつ、「準備された環境」の中で1人ひとりの子どもが独自の創造性と喜びに満ちた活動を展開できるように援助を行います。

(中略)

「日常生活の練習」では、子どもは自由に教材を選び、好きなだけ繰り返すことにより、1人でできるようになることが援助されます。

参照:モンテッソーリ教育とは(日本モンテッソーリ協会)

つまり、自立、有能、責任感、他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てることを主としています。

 

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モンテッソーリ教育を受けた著名人

幼稚園のグラウンド

  • Amazon創立者:ジェフ・ベゾス
  • Googleの共同創立者:サーゲイ・ブリンとラリー・ペイジ
  • Wikipedia創設者:ジミー・ウェールズ
  • シムシティシリーズ開発者:ウィル・ライト
  • 現代経営学の父、ピーター・ドラッガー
  • 俳優&監督などのジョージ・クルーニー
  • イギリス王室のウィリアム王子とヘンリー王子

参考:wikipedia・モンテッソーリ教育

そうそうたるメンバーでしょう。モンテッソーリ教育の可能性を感じさせてくれるメンバーです。

 

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モンテッソーリ教育の幼稚園を見学

幼稚園でお絵かき

ここからはモンテッソーリ幼児教育を見学した内容や感想を紹介します。

幼児それぞれが自由に好きなことをする時間がある

モンテッソーリ幼児教育:はさみで紙を切っている

見学してみると、何をしても良い時間帯があり、ハサミを普通に使っている園児、絵を描いている園児など、自由に色々な事を黙々としている園児たちを見かけました。

ハサミは危ないなとは思いましたが、その幼稚園では普通の行動だそうです。確かにそれも自立への一歩ですよね。

これらが出来るようになると、家でも親の手伝いが当たり前になります。

 

縦割りクラス年長が年中&年少の面倒を見る

一般の幼稚園の場合、年長や年少などの同年齢で一日の行動を共にしますが、その幼稚園では縦割りクラス(年少・年中・年長が同じクラス)となっています

年長が年中と年少を面倒をみる形になっています。もちろん、同じ学年にしか出来ないこともあるので、同年齢(学年ごと)で集まる時間帯もあります。

クラスも教室が別々にあるのではなく、隣りで行き来できるようになっていました。

まず最初に見学した時「これは面白いなぁ」と感じました。他人(お友達)への思いやりを養うのにとても良いなと

 

年中と年少は年長を見て育つ、自分が年長になったらサポートしたいという気持ちになる

基本的に幼稚園児は小学生ほど周りが見えてはいませんが、給食やお弁当の時間の準備などの要所要所では、年長さんが年中さんと年少さんを自主的にサポートしています

子供たちは年少や年中から入園し、その時に年長さんにサポートされて成長しました。

それを今度は自分が年長になった時に同じようにサポートしたいとという思いに移り変わります。

 

モンテッソーリ幼児教育とのびのび育児、子供のやりたい気持ちを大切にする

モンテッソーリ幼児教育:おもちゃのナイフでキュウリを切っている

「クーヨン6月号」で『「イヤイヤ!」を「できた!」に変えるモンテッソーリでのびのび育児』が特集されていました。

ある2歳8ヶ月の子供がいる家庭では、モンテッソーリ教育を取り入れて、子供ができるサイズの台所用具を用意してお手伝いをしています。

やりたいという気持ちを大切にしたいという考えでそうさせています。

この中で、バナナをバターナイフでカットするシーンが載っていました。これはありだなと思いました。子供も嬉しいし、危なくないし。

ダメというより、やりたい思いをかなえることは重要。そして達成して楽しいと思えることこそモンテッソーリ教育なんだなと感じました

 

モンテッソーリの幼児教育を取り入れている幼稚園児はコミュニケーションが活発

親子教室で記憶に残っていることがあります。娘が園庭で遊んでいて、その幼稚園児も園庭で遊んでいました。

この時に園児から娘に対し声をたくさんかけてもらったことが印象に残っています。例えば「今何歳?」とか「お名前なんていうの?」「ボールをかしてあげる」など。

こういうことは日常ではそんなにありません。普通なら自分で黙々と遊ぶだけですよね。

もちろん声をかけてくれたのは主に年長さんの女の子でしたが、縦割り教育をしている幼稚園だからありえるんだなと感じました

 

まとめ

幼稚園でお絵かき

家にあるものを子供が触って叱ったりするシーンがあります。モンテッソーリ教育は、子供用に小さな同じ掃除道具や調理道具を用意することで、簡単なお手伝いを可能にしています

これを繰り返すことで「イヤイヤ」を「できた」に変える、それがモンテッソーリ教育の一つなんですね。

そして、我が家が一番モンテッソーリ教育を取りいれている園でいいなと思ったことは、やはり縦割りクラスです。

子供が小さい時は、高月齢生まれの子と低月齢生まれの子とでは出来ることが本当に大きく違います。

縦割りクラスだと、自分よりも年上や年下の子たちがいるので、「できる・できない」「お世話をされる・お世話をする」その両方を経験することができます。

つまり、高月齢生まれだから、低月齢生まれだから、などどあまり考えなくてもよいのではと感じました

また、我が家は一人っ子なので、なかなか異年齢と混じって遊ぶ機会がありません。縦割りクラス内で、色んな年齢のお友達と接っしてほしいという思いがありました

我が家も親子教室だけなのでまだ一部しか理解していませんが、それだけでもモンテッソーリ教育のインパクトは強かったですよ。

興味のある方はお近くのモンテッソーリ園に見学に行ってみて下さい。また、近くになくてもモンテッソーリ教育を家庭で取り入れることも出来るのでぜひ試してみて下さい。

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  • この記事を書いた人

おにぎり

・運営者名:おにぎり
・一児(娘)の父

公立大学や私立中高一貫校で12年間勤務。塾講師の経験もあり。図書館司書資格も取得。現在はWebサイトの作成・運営を中心に活動中

「子供英語教材(DWEディズニー英語システム)」「幼児教材や小学生の通信教育教材」「育児」や「子供とお出かけ」のブログを始めて11年目。経験をもとにブログを書いています。

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